今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

ユネスコ世界遺産都市 VICHY 「水の都の女王(Reine des villes d'eaux)」

VICHY は「水の都の女王(Reine des villes d'eaux)」とも呼ばれていて、
パリから電車でおよそ3時間。車だと4時間くらいの場所です。


義両親が保養目的で購入したアパートがあるので利用しています。


湧き出る温泉水の滋養効果があり、
この街は古くから温泉の街として知らています。
( 老人が多い←  笑)
有名になったのはナポレオン三世が、1861年に訪れた時に気に入って、
それ以降毎年訪れ、これに伴って開発が進み、
もっとも有名なスパリゾートの街のひとつになったそうです。


ナポレオン三世の生誕200周年が行われた2008年から行われているお祭りで
毎年春にナポレオン三世祭りが2日間あります。仮装パレードは圧巻です。
乗馬ショーなどもあり、街中で様々なイベントが催されます。


結婚してから義両親が亡くなるまで、
毎週末、電車で介護に通っていました。


子どもの出産前後の1ヶ月だけお休みしました。
高齢出産だから大事にしてねと大変心配する割に、
来なくていいとは行ってもらえませんでした(笑)


産後の体にはきつかったけど、
孫に会える事を楽しみにしていた、
義父が亡くなるまでがんばりました。
夫に同伴して出来る範囲のお手伝いでしたが、
慣れないフランスに、慣れない生活様式、
義両親とのコミュニケーション、 育児と今思えば結構ヘロヘロの数年間でした。


     あの頃は痩せてました(笑) 妊娠中も、出産後も、
人が気づかないほど小さなお腹でしたが、今は、妊娠中のようなお腹が半端ないです。


その分、義両親とも、会社に行っている間だけ離れる夫とも、
幼稚園入園まで子供とも片時も離れずの時間は濃厚な時間を送ることができました。


そして、今も濃厚家族です(笑)


いろんなレストランに連れて行ってもらい、
オペラがあれば必ずチケットを購入してくれて観劇に連れて行ってくれました。


いろんな体験をさせていただき、たくさんの思い出が残っています。


そんな思い出の詰まったVICHYが、昨年、
1700年から1930年代にかけて興隆した欧州の湯治文化からなる都市づくりを
証明する例として、欧州7か国にある11の温泉都市(d’eaux d’Europe) の
ひとつとして世界遺産に登録されました。


     


      


            4連休は、こんな感じですぎました。
        今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。