フランスで不登校 今を生きてること。
( 2021年 3月 24日 太陽の光の輪が綺麗に映りました )
とりとめのない、まとまらない文のままで、私の思いを書きました。
子どもが幼稚園の時に一緒のクラスだった、
子どものママと今でも交友関係が続いています。
子ども同士は、その頃も、今も特別仲良しではなく普通の同級生です。
こどもを小学校にお迎えに行った時に、
日本人の私に興味を持ってくれて、声をかけてくれたのが始まり。
それから、フランス語ができない私なのに、
お茶やランチに招待してくれたりしたりの関係で10年が過ぎました。
今でも同じ学校に子どもは通っていますが、
子どもさんは、小学2年生の時からほとんど登校していません。
学校に来ると頭痛や、嘔吐、倦怠感で泣いてしまうので、
早退したり、休むことが多くなり、
中学入学後は、ほとんど登校できなくなってしまいました。
身体的症状があるので、病院に行き、
様々な検査をしましたが、
原因不明なので根本的な治療がなく、
対症療法だけで暗中模索の状態でした。
そんな中ある医師と、3年前に出会い、
とっても稀少な感染症の疾患であることが判明したのです。
しかし、その疾患を専門にしている医師がフランスにはいないので、
隣国の病院で治療を続けています。
それくらい少ない疾患なので、
一般の人が理解できる病気ではないことは明確です。
先日、お茶しましょう!って誘われました。
コロナのこともあるし断ろうかな?とも思いましたが、
夫と相談してお邪魔してきました。
一年ぶりに会い、いろんな話をすることができました。
彼女の幼少からの話。ご両親の話。子どもの話。
今までは、
あまり深いところまで掘り下げた話もしてこなかったので、
(というか、私の言語力の問題が大きかったと思いますが)
彼女のことを知るいい機会で行ってよかったと思いました。
その中で、彼女の子どもの不登校の話。
最初の症状が出始めた頃は、心配で心配でいろんな病院や医師を訪ねて、
いっぱい検査もしたし、試しの民間療法も受け、
とにかく、学校に行けるように走り周ったけど、結局原因不明。
そのせいで、周囲からよくないこと(誹謗中傷)をいっぱい言われて、
子どもの怠け?ではと、彼女も葛藤をしていたそうです。
特にいじめもなく、友達も普通にいます。
(私の独断と偏見ですが・かっこいいです。
キャンディキャンディーのアンソニーみたい)
幼稚園からのお友達も、今でも交流があり遊びにも来ているようです。
私も時々友達と自転車で遊んでいる姿を見かけます。
学校の体育の時間に合わせて、校庭にも覗きにも来るそうです。
(私の子どもの話です。)
私が彼女の家に行くと必ず彼は私に挨拶に来てくれて、
ニコニコで、とっても感じいいのです。しかも、
わざわざ日本語を使って話をしてくれるのです。
(漫画のナルト大好き少年です。)
なのに、学校に行くと症状が出てしまうのです(笑)
中学には在籍していますが、学校の先生の関与は一切ないそうです。
ただ、教育関係の管轄からは、学校に行ってください。
と連絡は時折入るようですが、それ以上の関与?指導?はないそうです。
とにかく自由人!で、動物のなまけものみたい! っていうので、
日本でもそんな感じの人は、なまけものって言うよって言ったら、
すごくウケて、大笑いしていました。
とにかく明るい! 二人とも明るい!
実際、私は、日本の不登校のこどものことは、
ニュースや書籍など人伝いに聞くことしかないので、
実情はあまり知ることがないのですが、
今まで漠然とイメージしてたのと違うです。
部屋においでというので、行くとオンラインゲームの最中でした。
ママ曰く、これはとても、頭を使うゲームでいいのよ!って言ってました。
私はゲームのことを知らないのでよくわかりませんが、受け入れるママ。
こんな状態で将来の不安もあるけど、
でも、大きな問題ではないのよ。
今 生きてることが大切
なんかいいな って、思いました。
もし、この家族がこのまま、
日本で不登校してたら、どんな扱いされちゃうのかな?
いろんな考え方、いろんな方法、いろんな生き方
全部そのままでいいよね。って思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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