今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

オーベルニュ地方 ラパリス(Château de Lapalisse )

朝晩の気温がぐーんと下がり、
冬のコートが必要な季節になってしまいました。


暑かった夏が、早くも懐かしいです。


夏のヴァカンス明けからコロナ感染拡大が加速し、
また規制が厳しくなりました。


夏前より、近くで感染している人が増え始め、
もう自分たちもいつ感染してもおかしくないくらい、
迫ってきているように感じます。


パリ在住の日本人の著名人が亡くなったニュースを聞くと、
また心が重くなり、本当に残念な気持ちでいっぱいです。


再度、今、自分たちができることを見直し、
マスク着用、アルコール消毒、
規則正しい生活を心がけ早寝早起き、
栄養のあるものを食べて、免疫力下げないように気をつけて、
人ごみに行かないように気をつけるしかないのでしょうが、
できれば感染したくないので、私は、勝手に自宅で自粛中です。


得意の引きこもり始めました(笑)


娘の習い事も、大人の同伴、見学などは禁止になり、
更衣室の使用も禁止なので、
自宅でユニホームに着替えて参加しています。


あと、9日もすると、
また2週間の秋休みが始まります。


    感染せずに逃げ切りたいです!


夏のお出かけも残しておきたいので、
時期外れですが書いておこうと思います。


今回は、VICHYから22キロのところにあるラパリスという街の、
個人所有のラパリス城に訪問しました。



1430年以来シャバンヌ家が代々この地方を治め、
現在も子孫が所有しているらしく、お城の一部が居住区になっていました。


13世紀建
城名はラ=パリスだったそうです。
女性名詞の冠詞のLaとPaliseが、何かの拍子に詰まってしまい現在は、
Lapalisseの表記になったそうです。


街の駐車場から


途中で、観光案内所があったので、お城は見学できるのか聞きに行きました。
中を覗くと、係りの女性が一人。


ドアに貼られたマスクの紙には、特に人数制限などなかったので、
このご時世なんですが、家族3人で入ったら怒られちゃいました


この日は暑くて気温37度越えの灼熱日


仕方がないので娘と夫を中に残し私は外で待機。
待つこと10分 長い
色々周辺の人が少ない観光地も教えてくれたらしく、
いっぱいパンフレット持参で出てきました。
(暇してたみたい、、、)


ライトアップもあるということで、夕方に来たのに残念ながら開催されないと
個人のお城だから(>_<) 不景気だしね。



お城の外壁に沿って坂道を登り



到着。
写真に入りきれない。
角度を変えれば入りそうでしたが歩くのをサボりました。


左端の塔が礼拝堂 チケット販売所になっていました。


右の塔が立っているところが居住区だそうです。


ピンクのレンガ造りのルネサンス棟

15世紀に建てられたゴシック様式の礼拝堂
チケット、書籍、ポストカードなどを販売していました。
自由見学はなく、
ガイドさんの案内付きで30分待ちでした。


  


私たちの前に入っていたグループは、
40人ぐらいで出てくる人、出てくる人汗だくで、
マスクをいきなり外して深呼吸していました。


私たちは、半分くらいの20人でお城の中を観覧したのですが、
お城の窓も開いていなくて、一部屋一部屋入るたびに、
ドアを閉めて鍵をかけるという、セキュリティー厳重の見学でした。


どうやら何度も泥棒に入られて、
色々大切なものをなくされているようで、内部写真も禁止でした。


振り返ると、数部屋、見学しただけで他のお城のように、
見せてくれる場所は少なかったように思います。


城の中は、金が張り巡らされたサロンや、壮大なルネサンスの天井
(誰が設計したかわからないらしいのですが、
   世界でここにしかない模様らしいです。)、
豪華な古いタペストリーなどとても素敵でした。


お庭の井戸  縁のおじさんの彫刻 気持ちが悪い


次は、お城の後ろに少し見えている教会


 ラパリス教会の鐘楼   (右の方は足場が組まれて工事中でした。)
    

         最後までお付き合いいただきありがとうございました。