今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

オーベルニュ地方 ムーラン(Moulins) 

      あ〜あ
過去 3 日間以内における、
直近の1日の感染者17000人超え
      10月8日の情報です
       日本と比べると驚異の人数ですよね。  


雨が降っている中、ご近所の教会の鐘が、
悲しく鳴り響いています。 
(今の鳴ってる鐘の音は教区内でだれか信者が亡くなった時に鳴らされる音)


この音を聞くと、気分が落ちてるせいか、
さらに寂しい気持ちになり、
なんだかいちいち反応してしまう、私の心は本当に面倒臭いです。


信者なら一緒に祈る言葉もあるのでしょうが、
私には、ただの鐘の音なので、
どーん どーーん どーーーん どーーーーん と、
聞くたんびに、
ずどん ずどーん ずどーーーん ずどーーーーんと滅入っていきます。


鐘の音は、教会によって違うようです。
時間をお知らせする時、礼拝の時間、結婚式、お葬式。


ご近所の教会は毎日1時間ごとに時間を知らせる鐘がなっています。
(多分、この教会は7時頃から夜は20時頃までのような気がします)


毎日なっている音なのに、気分によって全く聞こえない日もあるし、
1時間ごとに気付く時もありなんだか面白いなぁ〜 
とブログを書きながら思いました。


ちょっと、書いてたら気持ちが変わった!!!
ボケッとしてると、余分なことを感じてしまうから、
やっぱり何かしてないとダメですね。



  ここからは、夏の思い出に。


以前の日記で書いた(https://omoumama.muragon.com/entry/58.html


LUMIERES SUR LE BONRBONNAIS
(MOULINS :CUSSET:MONTLUÇON:COMMENTRY:VICHY)
の5つの街で7月から10月までの毎日開催されている、
光の祭典、ヴィシーに続き、ムーランに行ってきました。
ムーランはアリエ県の県庁所在地で、
ヴィシーから50キロのところにあります。


県庁所在地なのに、古い家並みが旧市街にたくさん残って、
なんとなく寂しげな街ですが、
ブルボン公の城館(14世紀)を中心に発達した城下町だそうで
美しい街並みでもあります。
街のあっちこっちの街灯も趣があり素敵です。


そして、
ここは、ココ シャネルゆかりの土地でもあるんですよ。


ココ シャネルについて 物語から抜粋ですが、


ココ シャネルは子どもの時に両親を亡くし、
その後、修道院で過ごし大きくなって修道院を出た後、
ムーランの洋装店に住み込みで働き始めたそうです。


ムーランの町はずれの騎兵たちが店の客として来ていたので、
騎兵に誘われて通ったカフェが今も残っています。
当時カフェでは楽団に合わせて歌手たちが流行り歌を歌っていたそうです。


客の多くは騎兵たちで、ココシャネルに歌うように囃し立てられ、
シャネルも舞台に立つようになったそうです。
ココ シャネルが22歳の時に、歌手を目指し、

ムーランより大きな街で夏はパリのようなにぎわいの保養地だったヴィシーに
向かったそうです。


ココ シャネルが始めて見る上流階級の人々が住むこの街で、
大歌手になるために、オーディションを受け続けたそうですが、
ことごとく落選し、シャネルはヴィシーを去ったそうです。


と、こうして、ココシャネルが過ごした街並みを歩きながら、
いろいろ想像するのも楽しかったです。



光の祭典は22時半から始まりました。
 大聖堂 城壁 市役所 時計台の四箇所で行われてたので、
 1時間ほど市内をうろうろしながら観覧しました。


ヴィシーより迫力があり、細部まで綺麗で音楽も素敵で感動しました。


昼間の写真もあればよかったのですが、
すごく素敵な建造物ばかりなんですよ。


まずは、大聖堂から


 大聖堂から歩いて数分のお城




また、5分ほど歩いて市役所に移動



市役所の真ん前の時計台




  ジャンヌ ダルクが一泊したお家らしいです。

  


    今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。