「フランスの最も美しい村」30番目 サン・セヌリ・ル・ジェレ/SAINT-CÉNERI-LE-GÉREI
フランスの最も美しい村シリーズ 30番目になりました。
(2024年現在 フランスの最も美しい村認定の村は176)
ノルマンディー地方中央部に広がる自然国立公園の中の
サン・セヌリ・ル・ジェレ/SAINT-CÉNERI-LE-GÉREI
(面積:3,86 km2)
パリから2時間半なので、日帰りで行ってきました。
いつもの フランスの最も美しい村の看板
ちょうど、フランスは5連休中で、あちらこちらで渋滞があり、
朝8時に出発したのに到着が12時半
予定がくるい数少ないレストランの予約に間に合わず、
どこも満員ですと、、、、残念。
お昼ご飯は隣町に移動する事にしてとりあえず村の散策へ。
この日は、お天気が良くて
道中でもたくさんのサイクリニストとすれ違いました。
村の名前の由来は、
7世紀に村を訪れ数々の奇跡を起こしたと言われるイタリア人修道士、
聖セヌリの名前が使用されているそうです。
個人のお宅ですが、お庭には、BIENVENUE と看板が建てられていました。
可愛く手入れされていました。
道端の石垣のお花も可愛い
サン・セヌリ教会に着きましたが、
入り口で団体さんが休憩していて写真がうまく撮れませんでした。
教会の内部の天井は、12世紀に描かれたフレスコ画に彩られており圧巻でした。
奥の壁や当時の住民約200人がモチーフになったと言われていて、
当時の住民のこの地への愛も感じられ、
そして、子孫も先祖に思いをはせるのでしょうね。
壁の彫刻作品「苦難の道」。
現代彫刻家マレジュー・クリスチャン(Christian Malezieux) 寄贈
教会の壁(緑のプレート)のところには、
ミツバチの巣穴が開けられていて、周辺にはたくさんのみつばちが飛んでいます。
教会を略奪者から守るためのもので現在も続いてます。
教会の裏手からのサルト川の両脇に広がる集落が見えます。
絶景で、思わず綺麗と声が出てしまいました。
静かに時間が流れていて、穏やかな空間。
いつまでも眺めていられる場所でした。
サン・セヌリ教会の先には少し低くなった平原に、
15世紀に建てられサン・セヌリ礼拝堂があります。
可愛い。
中に入ると、礼拝堂内に飾られた花崗岩の像があり、
若い女性が石像の足にピンを指すことが出来たら、
素敵な伴侶に恵まれるという伝説があり伝承されているようです。
とりあえず、このピンを探しましたが、
どこにも新しいピンが見当たりませんでした。
みんな準備してくるのかな?
礼拝堂の奥の方にある川の対岸に、
聖セヌリの訪れと共に湧き出したというプティ・サン・セヌリの泉があるようですが、
近くまで行かずに村を退散する事にしました。
教会の裏からのぞいた川の橋を渡ると違う村になります。
レストラン目指して隣町に移動します。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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