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日々のブログ。

 ミニマリストのお友達が離婚した話

ある日、お友達の家にお邪魔した時に、
初めて聞いたミニマリストという言葉


以前お邪魔した時は、
とってもメルヘンちっくなお部屋で、
いろんな国の動物の小物や、観葉植物をお部屋を飾り、
台所も可愛色のお鍋が並んでいて、
私は、好きな空間で、むしろ素敵って思っていました。


ご主人とふたり暮らしでしたが、
ミニマリストになってから、お部屋に伺った時は、
ご主人は単身赴任で離れて暮らしていると言ってました。


お部屋の中には、
テレビ、食卓、椅子、クッション、本当に何もない。
ご主人は、数ヶ月に一回帰ってくる程度なので、
洗濯機も手放されていました。


居間の床にオシャレなワインの空き瓶が壁に並んでいました。
キッチンには、2枚ずつの食器類だけ。


ミニマリストになる経過中に、我が家にもいくつかいただいて、
今でも大事に使わせていただいているものもたくさんあります。


いらなくなったから使う? 聞いてくれたので、
憧れのお部屋からやってくる物はなんでもいただきます! 


って彼女にいうと、その後、食器、ランプ、棚、掛け布団、
テーブルクロス、小物、自転車などたくさんいただきました。


あれから、8年経過
ご主人の転勤が多くて遠くに行かれてから疎遠になっていました。


彼女からメールが先日届きました。


家を出ました。離婚しました。


えーーーーーーあんなに仲良しだったのに!!!


とりあえず電話をかけました。


ご主人から別れて欲しいと言われたそうです。


理由が、
自分が稼いできたお金で購入した物や思い出の品を、
勝手に処分して、気がついたら家の中がガラガラ状態。


そんな場所にいるのが惨めで、
自分が一生懸命働いてきたのに、情けない気がする。


こんな何もない家に住むのも嫌だ  と言われたと。


勝手にご主人の衣服も処分しているのも気に食わなかったらしい、、、


彼女いわく、今更、、、言われても。


彼が持っている服は、結婚前からの服とかもあり、
絶対着ない服を捨てただけだし、、、
興味のないもの、使わないものをいつまでも置いて置く方が精神的に良くないと、、、


ご主人は、ずーっと思ってたそうです。
捨てられてから気がつくので、
何も言えず虚しさだけが心に蓄積していったそうです。


彼女は、別れを言われるまで気がつかなかったと、
むしろ快適な空間に自分は酔っていたと。


ミニマリストになってから、彼女の人生にメリットがいっぱいあったのに、
絶対手放したくなかった人を手放すことになるとは、、、と悔やんでいます。


同じ部屋でも、快適に過ごせない人がいて決定的にずれていた。


彼女は、ご主人のことを愛しているし尊敬もしている。別れたくない。
別れるなんて、微塵にも思ったことすらなかったそうです。


やり直せないのか、、、と、懇願したようですが、
ご主人の心は決まっているそうです。


二人で一緒に購入したもの、旅先で購入したもの、
赴任先で購入したもの 全てが必要ではないけど、
一緒に選んだのに、一人で処分してしまった彼女とは、
やり直すとかの選択はもうないときっぱり。


今更ですが、我が家にある彼女の家の品物返そうか?と、
おバカなことを聞いてしまいました。


だって、高価なものもたくさん貰ってたから、、、、
なんか、急に罪悪感が、、、ごめんなさい。  ご主人君


価値観の違い
ご主人の人生のモチベーションを下げてしまったんですね。


そんな結果に言葉が出なくなり、電話を切りました。


我が家の夫は、物を捨てるのがとても嫌いな人です。


結婚当初、悪気があったわけではありませんが、
一度黙って、彼が留守中に雑誌類、諸々捨てたことがありました。
すごく怒って、ゴミ捨て場から全部回収してきた、
夫にうんざりしたことがあります。


その日から、私は夫のものは一切、勝手に捨てたことがありません。
ゴミ置場から拾ってくるほど嫌なのだから、、、、


彼女が遊びにきた時に、呆れたように、


家にいて、専業主婦しているのだからあなたが片付けないと、、、と、
忠告をしてくれたことがありました。  
はっきり言うフランス人
その時は、専業主婦なのに、片付けもできない人と思われたのかと、
胸の中でこの言葉がグルグル ←   そこですか 


  今回のことを聞いて、強引に片付けなくてよかった。


人の価値観は本当に様々で、
思わぬ結果になるんだとつくづく思う。


彼女は、スーツケース2個と段ボール4個で家を出たそうです。
この日のためにミニマリストになったのかと、
まだまだ後悔の日々だと泣いていました。


夫婦、一緒にいると知らず知らず、自己中心的な考え方になるけど、
もともと他人なのだから、何か生活の流れを変える時には、
気持ちを確かめ合うのは必要なのだと、改めて思いました。


     もっと言葉にしていたら、違う結果になったのかな。


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久しぶりの外食  
義家族がパリ観光に来ていて、
滞在しているホテル近くのモロッコ料理のレストランを予約してくれたました。
予約時に犬同伴の許可をもらったからToraも一緒にと。


義家族が店の人にTora を中型犬と伝えていて、
        レストランに行ったら、これは大型犬だと怒られました。 


一応ボーダーコリーは中型犬の部類
Toraくんと大型犬  
この子に比べたらね小さいよね。
人の感じ方もそれぞれ。


ペット用品店で一緒になった優しいワンちゃん。飼い主さんには許可をいただき写真撮影。 
Toraは、もっと一緒に居たかったんだけど、帰りたい私に引っ張られまくるToraの写真


義家族にも会えたし、Toraもお披露目したので、もう、帰ってもいいね。
レストラン側に交渉することなく、
私たち家族は別れの挨拶をしていたら店主に引きとめられました。


いいよ!いいよ! 今回は。
といきなり満面の笑顔になる店主。


多分、家の近くでもないし、、、もう来ないし大丈夫よ。


と、思いながら気を取り直して席へ。

       私は、羊肉とパプリカとナスのタジンをいただきました。


         最後まで読んでいただきありがうございました。