今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

スキー場のスタッフ ツアーで学ぶこと こんな生活があるなんて。

昨日は、朝のツアー(名前がわからない)に、
夫と子どもが参加しました。


コースを開けるスタッフと一緒にリフトに乗り、
頂上でビュッフェ形式の朝食をとった後、
コースを開けていくというお仕事のスタッフと一緒に滑りながら、
スキーをするツアーです。

お一人様39€ 高!!!
昨年は(25€)、夫と義姉たちが参加して、
気持ちが良かったというので、今年は、娘も参加しました。


リフトの料金は、6日間通しで購入(296€)しているので、
リフトの代金は含まれません。

すっごく楽しかったそうです。


コースがいくつかあるので、そのコース毎に担当者1名が毎朝登頂して、
雪の状態と、危険な場所などを見ながら、コースを決めていくそうです。


担当者1名に10人ほどの1グループで滑るので、担当者ごとにコースが違うそうです。

毎日、1万5000人のスキーヤーが訪れるので怪我人が出ないように、
一晩中スキー場の雪を整備するスタッフや、
こうやってコースを決める人 多くのスタッフが働いていることに
子どもは感動したようです。


そして、朝1番のコースは、誰もいなくて、こんな景色を見ながら、
ビュンビュン飛ばせて快感だそうです。

  スキーをしない私には、想像を超える快感なんでしょうね。


このツアーのスタッフは、これで仕事が終わるそうです。
そして、本職の酪農のお仕事をして、
また明日、早朝からお仕事につくそうです。


12月からスキーシーズンが終わるまで毎日のお仕事。
資格は、6週間の実技研修を受けて資格が得られるそうです。


15000人の命を預かる重大なお仕事。
それでも毎日10人ほどのけが人が出て悲しいけど、
来場者の人数から見ると、かなり少ないそうです。


以前は、けが人が出るとヘリが飛んでいたそうですが、
最近は燃費など高額になり、よほどの重体でなければ、
リフトで下山させてそこから救急搬送になったそうです。
ここでも値上げの影響が、、、、


どうしてもスキーヤーが多くなると、雪が下の方に移動するので、
夜の間に、下に降りた雪をまたブルドーザーで上にあげて、
上でコースを作るローラーで固めてコースを作るそうです。


などなど、沢山の知らなかった情報を知り、
こんなに楽しいスキーができるのも、
このように多くの裏方のスタッフがいることに、
こどもには、刺激的なツアーだったようです。


なんでもそうですが、
こうやって裏で働いてくれる人がいるということを、
実体験しながら、お金の価値なども学んでいってくれるといいなと思いました。


初めてスキースクールに入れた時は心配で心配で。
オムツが取れているなら参加できますと言われ、3歳になる前に初入校。
オムツが取れてから、一度もお漏らしをしなかった娘が、
初めての日は、スキーウェアーの中にお漏らしして、
お迎えに行った時は、ビチョビチョ。
泣いたらしく、涙と鼻水の跡も。 (親の見学は禁止でした。)
切なくて、こんな小さな子供に必要なの? 
スキースクールに入れないといけないの? 
って夫と喧嘩した日が懐かしく思い出されます。

小さな子どもたちが学んでいます。(ピヨピヨクラス)


6日間のスクールを修了すると一人一人コーチからバッチがもらえます。
もらった時の嬉しそうな顔。
毎年スクールに入り、技術、スピードを身につける、
そんな繰り返しで、今は、上級のコースをスイスイ滑り、
私が見たことのない世界を体験している子ども、、、羨ましい限りです。


夫の家族は、スキー大好きファミリー 
今は亡き義両親は、北フランス出身の義父と南フランス出身の義母の出会いは、
スキー場だったそうです。100年も前に生まれ(1911年生)の義父  
 ロマンだなぁ。


勝手に想像して、 広瀬香美の「ロマンスの神様」を口ずさむ私。

広瀬香美 / ロマンスの神様
私は、こんな景色を眺めながら部屋飲み(笑)


こんな生活も、日本にいた頃には想像すらできなかったけど、、、、
人生何がどうなるかわかりません。 


12歳で両親が亡くなってからこんな日が来るなんて思ってなかった。
むしろいつ死んでもいいと思ってたけど、
生きててよかったと夫と結婚してから思うことがよくあります。


私と夫の出会いは海でした。
  
ずーっと行きたかった大学に35歳で入学を決め、
働いていた職場の最後のボーナスで奮発して行ったインド洋上の島で出会いました。


ホテルのプールサイドを歩く、夫に見とれていた時に声をかけられたのが始まり。


かっこよくて見とれていたわけではなく、
【娘が夫の足の長さや顔など、どこに惚れたのかとよく聞きます。
 娘には魅力的ではないようです。私もそう思います(笑)】


歩く格好とスピードが、私にはないというか、優雅に歩いてて、 
なんか違った雰囲気の彼をぼーっと眺めていたら目があった。 
    海に行かなかったら出会ってなかったんですよね。そんな不思議な出会い。

      

        サボワ地方の白ワインとヤギと牛のミックスのチーズ


いつもギリギリの予約(夫の段取りの都合上)と、犬同伴可能のお部屋が少なくて、
選択肢がなく、今回は景色が最高のお部屋で過ごさせていただいています。
スキーができなくて、最初の頃は嫌々来ていた旅行ですが、
今は、一年に一回、日常ではない空間で過ごす時間に感謝しています。


     今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。