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パリで punaise de lit = トコジラミ が 大流行 捜索犬が活躍

最近のニュース
フランス・パリ12区にある高校の建物、
図書館からトコジラミが見つかり、
トコジラミ を探すことができる探知犬で校内の出没状況を確認をしたそうです。


教師と生徒が登校を拒否する事態となっっているそうです。
結果図書館や教務室、一部教室など各地点でトコジラミを発見したそうです。


わんちゃん、すごい!!!
主に嗅覚に優れたビーグルが探知犬として訓練を受けるそうです。


肉眼で探すのは難しく、大きさが、6.5~9ミリ 
捜索には、探知犬が出動したそうです。


そして、ここから、やっぱりフランス人すごい!!!って思ったのが、


登校を拒否する生徒1200人 そしてそして、
教師150人も授業撤回権を使って出勤を拒否。


私だったら、休むって思いつかずに学校に行ってしまいそう。


国の教育当局は
「トコジラミ は危険ではない。伝染病を広げるでもなく、
             移すわけではない、ただ不快なだけ
って、ただこの不快が不快であって 全然説得力ないような気がするけど。


イル・ド・フランス地域教育区の発表では、


探知犬がすでに建物を捜索し、消毒作業を終えて、
状況は統制されているそうです。


が、それでも登校拒否に出勤拒否 は外せない 


先月から、
フランス国鉄の高速鉄道TGVで、座席や絨毯を歩くトコジラミらしきものが出没していたようで、SNSに投稿から騒ぎが広がっていて、映画館にも出たと大騒ぎ。


娘も地下鉄に乗りたくない。。。って、言ってた矢先、
9月の下旬ににはパリのメトロ8番線の運転席で

トコジラミを発見したと報告されていました。


フランス国鉄とパリのメトロ運営会社RATPは、
車両の点検を行ったそうですが、
両社とも「トコジラミの存在は認められなかった」と9月29日には発表されていました。


このトコジラミ
主にベッドや壁の隙間などに棲息していて、人と動物の血を吸うそうです。
トコジラミに咬まれた直後には痛みやかゆみを感じることはなく、
その後皮膚の発疹やかゆみなどが現れるそうです。



そんな騒ぎで、
トコジラミがはびこっているからと家具を捨ててしまったとか、
ベッドを捨てたとか、精神的なストレスに不眠などを
訴える人が日に日に増えていて、社会問題化しています。



一度、家屋に持ち込んでしまうと、なかなか根絶が難しいらしく、
駆除方法などについて詳し知識を持たないといけないかなと、いろいろ検索中です。



コロナに続き、今は、この虫の恐怖でちょっとパニックのパリです。


なぜ、根絶されたと思われていたトコジラミが1990年代に突然復活したのか。
復活の理由が、
航空運賃の値下がり
DDTという殺虫剤の使用中止(人体には危険と判断された)


トコジラミは世界の隅々まで広がり、特にホテルなどの宿泊施設に蔓延。
専門家たちによれば、トコジラミの増殖は、家やアパートの衛生状態には関係がなく、
人間の血液が好きな害虫で、人間のいるところには大抵いるそうです。


コロナの時には、被害は確実に減少していたそうですが、
今は、また流通が盛んになり、いろんな祭典があり、
ますます拡大しそうな感じです。


秋のヴァカンスが、2週間後に控えていますが、
どうぞ、娘の学校がそれまで休校になりませんように。
と、ただただ願うばかりです。


またヴァカンスで人の行き来で拡大するんでしょうか?
本当に面倒ですね。


ファッションウィークやラクビーで、
フランスに渡航している人の荷物に紛れ込んで、
日本にまで拡大しないことを祈ってます。


コンコロド広場の防御用のコンクリートが可愛くて、楽しくなります。
           日本の国旗もありますね。

       今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。  

トコジラミ 

英語ではbed bug(ベッドバグ)

仏語では、punaise de lit(punaise  カメムシ.画びょう,押しピン 

.            de lit  ベッドの)


由来はトコジラミが人の寝ている間に被害を与えるからだそうです。