今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

フランスの最も美しい村 11 Flavigny-sur-Ozerain フラヴィニー・シュル・オズラン

楽しかったジュラ地方を後にして
自宅への帰路(400キロ)の途中にある滞在先から130キロ移動






ブルゴーニュ地方のオズラン川流域の丘の上に位置する
    フラヴィニー=シュル=オズラン。



中世の頃から、時が止まってしまったかのような静かな村に到着しました。


大きな駐車場には、バイク、自家用車、観光バス、キャンピングカーが
満車に近い状態で止まっています。
(村に来る、公共交通機関がないので自力で訪れないと難しそうな場所です。)


村の案内

充実していそうな気配です。
フラヴィニーの歴史は紀元前52年から2000年近く変わらずにあるようです。


可愛らしい敷石が敷かれた道を歩いて行くと、
フラヴィニーで唯一の名産品ともいえる、
修道院で作っているアニス・キャンディーの店の横に。



ここからは、入れないのでお店のドアの横の矢印に方向へ


工場の入り口へ



アニスキャンディの歴史のビデオ上映している建物

      
     その隣のサロンには、昔ながらゲーム台が置かれた建てものが。

       男性陣と子どもが、導かれるように入って行きました。
     
        その間に私たち女性陣は工場内見学。    

    アニス風味、カシス、レモン、オレンジフラワー、ジンジャー、マンダリン、ミント、
    リコリス(甘草)、ローズ、スミレという10種類の天然香料を用いたバリエーション
     中庭でカフェタイム

     

  
  アニスキャンディは、
    アニスの種に糖衣がけした真っ白な小さな玉のキャンディ


  手のひらに収まる程度の楕円形のケースにぴっちり収められています。
  蓋には少しレトロでロマンティックな挿絵が描かれていてお土産にはぴったり。
  空港や駅の売店に置いてあるのでご存知の方もたくさんいるのでは?


  我が家にもいっぱいケースがあります。可愛くて捨てられない(笑)
  味は、くせがあるから好きな人と嫌いな人に分かれるのでは?

義父が大好きで、いつも袋詰めの500g入りのアニスキャンディがありました。

日本の家族のお土産にこれがいいと勧められ、ケースと袋入りを買って帰りました。

ケースは可愛い!!!と好評でしたが、

袋詰めの500g入りは、ずーっと仏壇の奥の棚に鎮座していました。

義父が亡くなって12年 

3年前の夏  

仏壇に大事にとってくれているのを確認しましたが、

その後帰国していないので、どうなったのか?

                     非常食になれば幸いです(笑)

このキャンディは、
フラヴィニー修道院のベネディクト派の修道士たちが作りだし、
世界中で販売されていますが、
昔ながらの製法にて修道院の中で作られ、
アニスの種を一粒ずつシロップで2週間かけコーティングする用法は、
12世紀から変わらないレシピで作られているそうです。


工場では30人のスタッフが熱意と愛情をもって、この美味しいお菓子を作っています。
と、紹介されていました。



    お仏壇が気になりますが、電話で確認するのもね。
              熱意と愛情が無駄になっていませんよう。。。


   中にはのカフェのテーブルにも

   

     危うく、この絵のトレイをかってしまいそうになりました。可愛い💘


私たちが工場を一周して、店内を抜けて出てきても、
まだゲームしているので
隣接するサン・ピエ―ル大修道院(719年建)の見学へ
  日本では奈良時代?  


入り口に設置されたガイドブック
   意味がわからない陰窩に関する情報ってなっているけど、
          内容もよくわからなくて困りました。誰かアドバイスしないのかなぁ?

     

サン・ピエ―ル大修道院の地下礼拝堂

  


フランス最古の宗教建築の一つで40本もの柱と繊細な彫刻が見事に残っていました。



村内を歩くと目にする素晴らしい装飾が施された建物がいっぱいです。




         


   


扉をノックすると、いろんな時代の人が出てきそう 扉の前に立つとワクワクします。


   



  


サン・ジェネスト教会

   


閉じ込められたプリンセスが顔を出しそう  


  


レストラン
 「アニス・ド・フラヴィニー」直営店に併設されたカフェ。
   地産品で作られたお料理で素朴な味を楽しみました。





黒服に身を包んだイケメン修道士、前はイケメンでしたか修道士が村の中を歩く姿も絵になります。
    神聖すぎて正面から写す勇気、、、後ろ姿で。しかも遠い(笑)

 

         長い歴史に包まれた村の散策は、
         現代  中世 古代を行ったり来たり。
                まるで、

中世の映画の舞台の村、おとぎの国に迷い込んでしまったような錯覚になります。
       忘れられない思い出になりそうです。


    ジュリエット・ビノシュやジョニー・デップが出演する
  映画「ショコラ」(2000年)のロケ撮影地として、この村が使われたようで、
        ストーリーの中心となるチョコレート店は、
  内装などはすべて取り外されていましたが、外観はそのまま残されていました。


この添付したホームページの景色が素敵です。


今日も訪問いただき、最後まで目を通して頂きありがとうございました。