オーベルニュ地方 コマントリー (Commentry)
前回からの続きです。
(https://omoumama.muragon.com/entry/58.html)
LUMIERES SUR LE BONRBONNAIS
(MOULINS :CUSSET:MONTLUÇON:COMMENTRY:VICHY)
の5つの街で7月から10月までの毎日開催されている、
光の祭典、ヴィシー、ムーラン、モンリュソンに続いて、
コマントリー (VICHYから約70km) に行きました。
コマントリー市役所 (モンリュソンに行く前に立ち寄った時に撮りました。)
日中に見るとこんな感じです。
0時前に着いたので最後の映像のようです。
まずはこんな注意が。
私たち以外に人がいないので、マスクはずしました。
じっくり見れましたが、暗闇の広場で他に人がいないのは、
逆に怖い、、、落ち着きませんでした。
少人数でも人がいたほういいですね(笑)
漆黒の中、映像は光り輝き、音楽も澄みきっていて、
遠い昔に引き込まれるような感じでした。
ワクワク? ゾワゾワ?
そんな感じです。
こちらの映像は、3億年前の石炭紀だと思うのですが、
優雅に飛ぶ巨大トンボも出てきましたが、上手に撮れませんでした。
巨大トンボの化石が最初に発見されたのが、1880年でここコマントリー(Commentry)の炭鉱で、1885年に巨大な翅脈(Nerve)を意味するメガネウラ(Meganeura)と名付けられたそうです。
発見者は石炭を発掘中の人々だったようで、
(こんな人たち?)
その人たちが見つけた、
巨大トンボの実物大の石というか、タイルというかよくわかりませんが、
市役所の広場にありました。比べるものを置けばよかったのですが、
写真ではわかりにくいですが、存在感があり確かに大きかったです。
昆虫の巨大化は石炭紀にはごく普通のことだったそうで、
こんなでっかい鳥のようなトンボが空を
時速60㌔以上のスピードで飛翔していたなんて、
想像するだけ、気持ち悪いです。
今サイズのトンボがいいです。
でも、ちょっと本物見てみたいような気もするので、
絶滅してしまったのは残念です。
この街に訪れて、初めて巨大トンボの存在を知り、
古代のことも調べるきっかけになり、
ちょっとだけ化石に興味が湧き、賢くなったような気がします。
知らなかったフランスの歴史に触れられて、とてもよかったと思うのですが、
VICHYから距離もあり、遠かったのでついでに行ったので、
正直、1日に2カ所見るのは、疲れてしまって、感動が減ってしまい
残念でした。
娘は、車から降りてもきませんでした(怖いし、眠いし、もういいと、、、)
大変興味深い映像だったのにごめんね。
帰りの車の中は、睡魔との戦いでした!
無事に帰宅できて本当に良かった。
この光の祭典も残すところCUSSETの一箇所なんですが、
一番VICHYから近かったので、
自宅に帰る前日に覗きに行ったら、
この日に限って、アニメ映画が上映されていて、
光の祭典の映像は見れませんでした。
路上や広場に、お菓子やジュース類を広げて、
地べたに座り込んだ、家族連れで大変賑わっていましたが、
残念ながら映画館で見た映画だったので、観覧せずに帰宅しました。
今回、4カ所の街で楽しませていただき、初めて行った街もあったので、
すごく楽しかったです。歴史なども勉強になりました。
これで、2020年のLUMIERES SUR LE BONRBONNAISはおわりです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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