今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

フランスでご近所挨拶  日本の習慣

フランスに来て、最初に住んだマンションはパリ。
両隣は賃貸用のお部屋だったので、人がよく入れ替わりました。
が、一度もご挨拶をしたことがなくて誰が住んでいるかわかりませんでした。


日本のようにご近所に何か持参して挨拶する習慣は無いんだ
と、ずーっと思っていたのですが、
先日、
下の階に引っ越してきた 〇〇〇〇〇〇〇〇です。
と言って別の階の方が、ご挨拶に来てくれました。
(我が家はその人の部屋から一番遠く隣近所ではないのに)


とても感じよい男性で、ご家族で引越しされてきたようです)
    このワインをいただきました!
      (イタリア産です!)

      
  へーーご近所挨拶あるんだ!!!
  しかもワインまで!!!


     すっごくびっくりしました。


このマンションに引っ越してきて、10年になりますが初めての経験
私たちも、全然考えたことがなかったので、当然ご挨拶に行ってません。


ここは、世帯数が少ないので、賃貸の部屋数も少ないのです。
私が引っ越して来た時は、老人世帯が多くシーンとしてましたが、
今は半数以上の方が亡くなって、その都度、その部屋が売りに出され、
今は、若い世代の方が多くなり活気もあります。


人が変わる度に大工事。壁を取り除いたり、
キッチンの工事。お風呂の工事。ほぼ全改装が当たり前で、
その都度、大体3ヶ月くらいは続き、
建物全体が崩れ落ちるのではないかと心配になるくらい、
振動も音も匂いも埃も激しいのです。
多分我が家の時もそうだったと思うので我慢しますが、
工事期間中は気が狂いそうです。


まず、工事が始まる前に玄関の掲示板に工事の告知が貼り出されます。
工事期間も記入されていて、その日を過ぎると、
容赦ない苦情のメモが貼り出されたり、
落書きされたり(これが結構傷つく内容)されて、
冷たい扱いをされます。工事人の方達がですが。


工事が終わりその住人が入居されても、
挨拶がないので誰だかわかりません。


でも、やっぱりこうやってご挨拶に来てくれると嬉しいものですね。
親近感が湧きます。


それに顔もわかるから安心。物騒なことが多い昨今だから、
やっぱりこういうご挨拶って必要だなって思いました。


挨拶回りをする日本の習慣 日本の良さを改めていいなって感じました。


  今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。