フランス ブルターニュ(Bretagne)地方 カルナック(Carnac)列石
フランスの北西部ブルターニュ地方に行ってきました。
雨や曇りが多い地方なのに、私たちが訪れていた間は、
晴天で気持ちがスッキリ晴ればれのお天気に恵まれました。
前回ブルターニュ地方に来た時の様子はこちら
この地方には、旧石器時代の巨石遺跡群があり、総数は約3000程あるそうです。
カルナック列石でブルターニュの神秘と謎にせまるなんて、
タイトルの雑誌をみてからすごく興味がありました。
ずーっと行ってみたかった。今回念願がかなって訪れることができました。
想像していた風景とちょっと違っていて、、、モアイのような感じなのかと思ってたので、
やっぱり、訪問できて良かったです。
とりあえず、巨石センターに行きました。
ガイド付きのツアーに入りたかったのですが、
ワンちゃんと一緒には回れないという事で、巨石群の中には入れませんでした。
中央に人が固まっているのがツアーで回ってる人たちです。
(注意ここから石の写真ばっかです)
観光用のプチ・トラン (Petit Train)
ぐるっと一周する観光用ミニ汽車バスにもToraとは一緒に乗れない(笑)ので、
私たちは、巨石群が囲まれたフェンスの外の遊歩道をToraと一緒に歩きました。
往復8キロ 流石に私も家族もヘロヘロ、Toraもヘロヘロになったようで、
車の中では、娘とToraは夢の中へ。
遊歩道はこんな感じで整備されていてとても歩きやすかったです。
お天気が良すぎて汗ばみますが、気温はそんなに高くないので、
風が吹くと寒いですが気持ちがいいです。
途中、列席群の真ん中に立っているクレープ屋さんで休憩 ↓
本当に不思議な空間です。
何故こんな風に、規則正しく並んでいるのか、どこから持ってきたの?
長い遊歩道を歩きながらあーでもない、こうでもないなんて空想の世界へ
異空間 誰も知らない大昔の人間のしたことですが ふ し ぎ
単なる暇つぶし?に建ててみた。とか、力比べとか? 笑
ちなみにフランス全土でも、この巨石文明が残るのはブルターニュ地方だけだそうです。
中でも一番の巨石 神様でしょうか?
ここの石の塊は共同墓地らしいです。
ところどころ、いろんな形があり本当に変なの 進撃の巨人?
巨石群の中で、有名なのがカルナック列石(Les alignements de Carnac)
カルナック列石はメネク(le Ménec)、ケルマリオ(Kermario)、ケルレスカン(Kerlescan)という3つの列石群によって構成されています。
列席群には、こんな風にポールが立っていていました。
フェンスの中の草を一生懸命やぎさん(訂正)羊さんたちがお掃除していました。
現在の定説では、紀元前5000年から3000年にかけて、
周辺で牧畜や農耕をしながら生活していた人たちによって作られた
というのが最有力説だそうです。
カルナックの列石には、発掘調査や考古学の知見からも、
まだ解明されない謎が多く残されているようなのですが、私の仮説は、
石の下の地面の中に、実は違う世界があって、、、異次元の世界に行けたりして。
なんて馬鹿げたことを思いながら歩きました
カルナックの町の中心には、教会と観光案内所、商店街があり、
お土産やさんもありました。
ホテルの裏手にあった丘のチャペル 中には入れませんでしたが、景色が最高でした。
カルナックから続きはキブロン半島へ
夏は海辺のリゾート地として賑わう伝統的なイワシ漁の町。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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