今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

オーベルニュ地方 (小さな街の教会で)

 Broût-Vernetの教会 (看板の中 SAINT POURÇAINの字の下の位置)



 

1168年に建設(852年前!!!)


とっても古くて石が削れて丸みがかっています。




ステンドグラスは18世紀に作られたようですね。


     


     


     教会内は、窓が少ないのですごく暗くて、ひんやりとしていました。
     
       ステンドグラスからの採光は、
       この暗い室内にステンドグラスを通して差し込んでくる光のように、
       心の隅々まで安堵したあかりを届けてくれるようでした。
     


    教会では、聖書のストーリーなどを
    ステンドグラスを用いて、
    文字が読めない人にも
    説くことを可能にしたそうです。


    私は、聖書を読んだことがないので、
    まさに、ステンドグラスの絵を見ているだけで、
    知らずしらずのうちに入り込んでいるのかもしれませんね。
    
    と言ってもおおかたの教会で、
    他の教会のスンテンドグラスと違う所探しゲームをしながら、    
    楽しんで鑑賞させていただいてるだけなんですが。


    教会の絵画や彫刻のデザインは、なぜかプッと笑ってしまうような
    ユーモラスなものがあり、なぜにここに?というものもあります。


    深くは追求しないので、写真を見直したり、
    次に似たようなものを見た時にしか思い出しません。
    なので、それ以上の情報がありません。


    でも、このブログを書くようになり、
    少しずつ調べて記載するようになったので、
    おかげさまでちょこっとずつですが情報増えています。
    
    教徒ではない私が、縁あってカトリック信者の夫と、
    教会巡りをしていますが、夫婦それぞれ、
    同じ目的ではないのは確か。
    
    でも同じ空間で、違った目線と、違った思考の時間を過ごし、
    ロウソクを灯し、賛美歌の一節を一緒に
    口ずさんでみたりと、夫と静かに過ごす時間があることは、
    神様に感謝ですね。


    日本に帰り、お寺にお参り行くと、
    これまた仏教徒ではない夫も、
    和尚さんがお経を読み始めると、
    日本語読めないのに最後までお経の本を眺めています。


    めくるタイミングがわからないので、
    遅れてめくっています。時々写真を撮ったりもします。


    きっと私が教会で過ごしている時間と同じような感覚で
    お経の本をみたり、お経を歌のように聞いたり、 
    珍しい装飾品を眺めたり、
    お線香に火を灯して過ごしてるんでしょうね。
    仏様に感謝です。


            お互い様に感謝。


       最後まで読んでいただきありがとうございました。