フランス ユネスコ世界遺産 中世市場都市プロヴァン( PROVINS )
11世紀から13世紀に
ヨーロッパ有数の商業都市として繁栄していた
シャンパーニュ地方の街「プロヴァン」を散策して来ました。
商業用街道のルートが
宗教戦争や疫病の流行の影響で街は衰退してしまったおかげで
現在でも中世の雰囲気が街中に色濃く残る街
2001年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
セーヌ=エ=マルヌ県の都市
パリから南東 約 90キロなので、車で1時間半くらいの距離ですが
タイムスリップしたような街並みに心が癒されます。
友達や家族が来ると訪れる街
前回、前々回は、霧がこくて何も見えず、
お友達家族をがっかりさせてしまいました。
今回はバッチリ景色が楽しめました。
右に降りて行くと野外劇場
中世スペクタクルは、城壁の鷹=鷹や鷲が観客の頭上を飛び交う や
騎士伝説=中世時代に使われていた武器を使って、
中世の騎士達の馬上試合など攻城戦を見ることができます。
子供が小さかった頃に一度見ました。スペクタクル中に、
観客の中から数名、鷹や鷲を実際に腕に止まらせてくれたりします。
満員の会場の中で、なぜか手も上げていないのに、
抜擢されて嬉しくない体験をさせていただいた経験があり、
二度と入場しないと誓った場所。
私は、動物や鳥など全般に近づくだけで悲鳴が出そうなくらい怖いのに、
皮のプロテクターをはめられた腕に大きな鷹がすごいスピードで飛んできて
止まった感触が今でも思い出されます。 書いているだけでも鳥肌。
そんな思い出話をしながら通り過ぎました。
城壁に囲まれた歴史ある旧市街(Ville Haute)エリアに入ります。
中世には5kmほど続いていた城壁は、現在は1.2kmしか残っていません。
高さ25m以上もある城壁は迫力があります。
中世時代、城壁には10個の門が造られていたそうです。
塀の内側 城壁の上から
旧市街のシャテル広場(Place Chatel)
広場の周りは、伝統的な木組みの建物が建ち並んでいます。
地元の名産物を売るお土産やさん、カフェやレストランがありますがほぼ満席でした。
旧市街から新市街に降りていく道中の風景
坂を下って新市街へ
地下道と施寮院やプロヴァン博物館 Le musée de Provins et du Provinois)にも
いつも入りたいなと思っても、たくさんの人が並んでいて、今回はToraもいるので、
また入れず。 パリから近いところなので、また来れると思うと先送りになります。
秋の良き日に家族揃って訪れられて良かったです。
いつかまた。。。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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