パラリンピック ブラインドフットボールの決勝戦 観戦
パラリンピック に 虜になってしまった夫。
オリンピックでは競泳を観戦して大満足の私と娘
夫の優しい嘘 パリオリンピックの競泳 観戦しました。 - 今
パラリンピックが始まりどうしても観戦したいと思う気持ちは、
正直あまりありませんでした。
だけど
、せっかくパリで開催しているから、
記念に何か見れればいいな。ぐらいの気持ちでした。
TV観戦しているうちに、会場に行ってみる?
オリンピックより手頃な金額チケットがたくさんの残っていたので、
日本とフランスチームが出ている種目を観戦することにしました。
観戦に行くたびに、選手たちの熱い競技とサポーターの熱い応援の魅力に
引き込まれていきます。
特に夫がですが。 私は行ければ行きたい。 夫はチケットがあれば行きたい。
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そんなこんなで、
5種目め は、ブラインドフットボールの決勝戦を観戦しました。
男子、全盲の視覚障がい選手4人がアイマスクを装着して、
転がると音の鳴るボールをドリブルやパスでゴールする競技。
ボールが両サイドから出ないように、サイドラインに壁が設置されていています。
敵のゴール裏で味方にゴールの位置と距離、角度などを伝える「ガイド」さんがいます。
ゴールキーパーは、視覚に障がいのない人や弱視者。
サイドフェンスを越えたベンチに立つ監督の声を聞きながらプレーするという、
私が初めてみる競技。
会場 エッフェル塔スタジアム Stade Tour Eiffel
少し雨も降り出し、試合が始まる前はちょっぴり来たことに後悔
雨具は傘だけ、、、屋根がないことすら私調べてなくて (~_~;)
しかも薄着(笑) 段々と空も暗くなり 超寒い ガタガタで、
ショップでTーシャツやら購入 コート持参しなかったことを激しく後悔しましまた。)
3位決定戦は、ブラジルとコロンビア
ブラジルが勝利して3位でした。 席はまだ埋まっていません。
私の席となり3席には、
10歳の男の子がお友達3人で来場し観戦し、
すごい応援を繰り広げていました。 みんなフランス人だそうです。
試合の間の余興も楽しい
決勝戦はフランスがアルゼンチン
いつの間にか席は埋め尽くされてすごい応援団です。 満席だったと思います。
国旗は、すでに席の上に準備されていたので私たちも一緒に熱く熱く応援してきました。
盛り上がる試合 毎回ですが身震いがします。
1―1で後半を終え、PK戦の3番めのシュート
最後最後で金メダル もう会場中が一体になっていました。
選手の中には、絶対あの人見えてるよね。
って思うようなプレーをする選手がいたり、
見えていないのに、すごいスピードで走る選手。
娘と絶対無理だわ!!
私。目を閉じてなんて走れないよね。 ってなんども二人で感動しました。
チームのメンバーや、監督、ガイドの方達との信頼が
なければできない競技だと思いました。
そして、応援している私たちも ゲーム中は、選手達が。
仲間の声や音を頼りにプレーしているので、音を立ててはいけないのです。
ゴールにボールが向かっていくと、みんないつもの試合なら大興奮で声援になるけど、
このゲームは声を出してはいけないので、
手のジェスチャーで アレ アレ! (いけ いけ! )とか、
どうしても声を漏らす人に シーーーと注意したり、
思わず クスってなるシーンもいっぱいありました。
それでも思わず感嘆の声を上げてしまいそうになります
ぐっとこらえて 音を出していい瞬間に会場中が爆発したような声援に変わります。
アルゼンチンチームのゴール裏でガイドするスタッフがうるさすぎて、
シーンと静まり返る会場にそのガイドさんの声だけがずーっと響き渡り、
試合は始まっているのに、選手達がボールの鈴の音が聞こえず、
みんなが停止する場面もありかなり顰蹙を買っていました。
結局、そのガイドさん イエローカードが出されました。
静寂と興奮のゲームでした。
表彰式を終えて帰る頃は23時すぎていましたが、帰宅する人、
夜散歩する人がたくさんいました。
平和な時間です。 世界中が平和になる日があるといいのにね。
娘がいいました。
ロシアとウクライナもあんな戦争してないで、
今日みたいな戦争だったらいいのにね。 って、、、
彼女達の未来は、どんな世界情勢になっているのかな。
この日は、フランスの各地で、
マクロン大統領が中道右派のベテラン政治家ミシェル・バルニエ氏を
首相に指名したことで、フランス全土で抗議デモが行われていたようです。
その時その時、自分が存在しているその場面が私の人生の一コマなんだと、
上手に書けませんが、そんな風に思った1日でした。
パラリンピックのシンボルマーク
赤・青・緑の3色で表現されたこのシンボルマーク
「スリーアギトス」と言うそうです。
「アギト」とは、ラテン語で「私は動く」という意味で、困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現
この三色は、世界の国旗で最も多く使用されている色ということで選ばれているそうです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。