ユネスコ世界遺産 ロワール渓谷 古都トゥール(TOURS)
ユネスコ世界遺産 ロワール渓谷 古都トゥール(TOURS)
トゥールは、かつてフランスの首都が置かれていたという歴史があります。
その栄えていた時代に、
トゥール周辺に王侯貴族の豪華なお城がいくつも建てられました。
有名なお城はシャンボール城;シュノンソー城;アンボワーズ城など多く存在します。
日本から来るお客さんにどこに行きたい? と聞くと、
必ずこれらのお城の名前が上がるくらい有名ですよね。
夫は、すごくのんびりな人なので、お城のはしご巡りができません。
入園したら閉園まで居座るので、日本から来た人たちはすごくがっかりします。
また来たらいいよ。 と夫は言いますが (^_^;) 私的には、気まずいです。
日本からすぐに来れる距離ではない土地で、
2度目のお客さんは、甥っ子達以外まだいません。そんな思い出も多くある土地です。
長時間滞在で唯一喜んだのは、
まだ小学生だった甥っ子が二人でフランスに来た時に連れてきた時くらいでしょうか。
彼らは、お城の隅から隅まで、探検ごっこをしながら迷路のように遊び
閉城するための守衛さんに見守られながら(追い立てられながら)、
出口まで送り届けてもらったことが、今では良き思い出だと言ってます😆
トゥールは、宿泊先に使ったりはしていましたが、
市内観光をしていなかったので、今回はゆっくり観光しました。
まずは、
パリにあるオランジュリー美術館と同じ建築家によって設計された駅
トゥール駅(La gare de Tours)
駅とは思えないほどオシャレできれいでした!
駅構内の壁に各地の絵画が飾られていて 一枚一枚見ているだけで旅気分がUP
最近はほとんど車移動なので、
駅構内の匂いとアナウンスが懐かしいです。
結婚してからの数年間、パリから遠い、各地に住む今は亡き、その頃
88歳の義父 89歳の義理叔母 80歳の義理叔父(全員一人暮らしの老人)宅に、
毎週末 TGV や 電車で通った事を不意に思い出し
いろんな想いの涙が出てきました。
ベビーカーとスーツケースを引い、若くない体を引きずりながら、
産後のお休みもなく通って、体もしんどかったような遠い記憶
2歳まで母乳だったので、電車の中でどんだけ授乳したんだろう ’笑’
頑張った想い出
そして、毎回私たちが帰る頃になると高齢の義父が咽び泣く思い出
そんな15年以上も前の記憶が、、、
一瞬心が重くなったけど、
あの時、私ができることは精一杯したからいいのいいの。
気分を旅に戻して、、、
街は、パリのように大きくないので、
市内の観光場所へは歩いて巡ることができました。
サン・マルタン・バジリカ聖堂。(右の建物)
サン・マルタンの生誕1700周年の2016年に修復されていて
荘厳な雰囲気に圧倒
今日のものは19世紀にできたもので、
地元出身の建築家ヴィクトル・ラルー(Victor Laloux)によって作られ、
トゥール駅やトゥールの市庁舎の他に、
パリのオルセー美術館(建築時はオルセー駅)の設計者だそうです。
フランスの守護聖人サン・マルタンSaint Martinの墓の周りには、
たくさんの方が礼拝されていました。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
トゥール旧市街Vieux Tours: フランスで最も保存状態のよい中世の街並みが超素敵でした。
木骨組みの家が軒を連ねる中世の街並みの保存状態のよさは
フランスでもトップクラスだそです
レストランやバーがたくさん立ち並び、市場もあったので賑わっていました。
人が多いので、Toraと娘は一足先に車へ
私と夫はレストラン探しへ、、、
さすが、国際美食都市(Cité Internationale de la Gastronomie)のトゥール
おいしいワイン 食材をいかに料理し、いかに食べ、いかに食を楽しむ
そんなテーマ通りの市場で、美食を楽しみました。
続きは長くなったので、また次回に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
トゥールは伝統を大切にしていて、古き良き、
品のいいフランス語が守られていて、
トゥールの人々は、フランスで一番美しい発音、
なまりのないきれいなフランス語で話すと言われているそうです。
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