「フランスの最も美しい村」 32番目 モントレゾール(Montrésor)
フランスの最も美しい村シリーズ 32番目 は、
前回はこちらです。
ユネスコの世界遺産に登録されているロワール渓谷巡り
ヴァル・ド・ロワール地域圏の県アンドル・エ・ロワール (INDRE-ET-LOIRE) の
モントレゾール(モントレゾー)/Montrésorを散策しました。
まずは、観光案内所で村の地図を入手
村の歴史は、11世紀初めにトゥーレーヌの街からの侵攻に備えるために、
トゥールの南東アンドル川沿いに佇むこの村に防衛のために、
二重壁の要塞を築いたそうです。
モントレゾール城の周りを公園が囲んでいて、庭園の見学コースが(有料)ありましたが、Toraは入れません。 玄関横から街並みの景観
中には、樹齢100年を超える木々や、
19世紀に活躍した彫刻家コスタンティーノ・コルティや
ジュールス・フランチェスキらの
彫刻が美しく飾られていたようなので残念でした。
村の中心には半穴居式住宅やコロンバージュ様式の民家が建ち並んでいて、
色とりどりの花々が街を色づかせて、
長閑な街でのんびりのんびりモントレゾール城を眺めながら散策ができました。
アンドル川が流れていて、いくつも橋がありました。
対岸からの街並みも美しかったですが、天候が急変して大粒の雨
こういう橋が苦手なTora すごく慎重に渡ります。 へっぴり腰(笑)
雨宿りをしていましたが、
止む気配がないのでこれでこの村の散策は終わりにしました。
この村の名前に関する伝説が残されているのですが、
その一つのトカゲの伝説のご紹介です。
ある日、ゴントランという若い王様が小川の畔でうたた寝をしていたら、
小さな1匹のトカゲが顔に上に乗っているのを従者が発見しましたが、
そのトカゲを切り裂こうとしたそうですが、
動物を哀れだと思った小さな王様はトカゲを逃したそうです。
岩陰に隠れたトカゲが再び姿を現したとき、
そこから黄金が流れ出し、その富でこの村の丘に城を築いたことから、
この地が宝の山(Mont trésor)と呼ばれるようになったという言い伝えがあるそうです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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