今に感謝 

小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

フランス政府 本気の罰金

在フランス日本国大使館領事部からのメール
ぼやき 愚痴 です。


素敵なBARのカウンターでカフェも、アペロも、
おしゃべりも楽しめない、変な世界になってしまいました。



フランス政府は、
10月17日(土)0時からイル=ド=フランス地域圏及び8つの都市圏
(グルノーブル、リール、リヨン、エクス=マルセイユ、モンペリエ、
 ルーアン、サン=テティエンヌ、トゥールーズ)に対して、


 毎日21時から翌朝6時までの外出を禁止する措置を導入しました。


罰金の項目に驚きます。


違反者には以下の罰金等が科される
●初回135ユーロ、期限内に支払いがない場合は375ユーロ。
●15日以内の再犯は200ユーロ、期限内に支払いがない場合は450ユーロ。
●30日以内に3度目の違反は3750ユーロと6ヶ月間の禁固刑。

●実施期間は6週間(ただし、議会の承認が必要)


期限内に罰金が支払えないパターンまで表示されている。


なんか、本気度が伝わってきますが、


逆に禁固刑になる人ってどんな人なんだろう?


いるのかなぁ? 弁護士も忙しくなるだろうな。 


この時代に、地域限定だけど、
自由が公に拘束される事態が起こっているんですよね。


本当におそるべし未知のウイルス。


夜間無断で3回外出して、
3750ユーロの罰金に禁固刑が科される。


ここまでされないと、
行動を抑えられない国民性にうんざり。


どこもかしこも医療機関の許容がなくなり、
医療関係者は終わりが見えない労働で
疲弊感が増しているというニュースが連日流れているのに、
それでも、それでも、動き回る。あーーうんざりする。


クリスマス、年末には、もっと大変なことになるんだろうなと、
安易に想像できるのに。


テロニュースにコロナ関連ニュースと暗い話が流れ、
気が滅入る土曜日の午後です。


お天気くらいからっと晴れれば、気も晴れるのに連日曇りで雨。


だけど、こんな時は特に気合い入れて気分転換しないとね。
とりあえず、集中できるやりかけの刺繍でも始めます。


 最後まで、お付き合いいただきましてありがとうございました。



ここからは、その他の内容です。


2 以下3の理由がある場合は夜間外出禁止の例外となり外出が認められますが、
  フランス内務省サイトからダウンロードする特例外出証明書
   (ATTESTATION DE DEPLACEMENT DEROGATOIRE)と各理由を証明する書類、、、、


3 夜間外出が認められる理由は以下に限られています。
(1)自宅と職場あるいは教育・訓練施設間の移動
  ※雇用主が作成した職務移動証明書を所持する場合は特例外出証明書は不要
(2)遠隔で実施できず急を要する診療、慢性疾患の診療、薬の購入
(3)家族のためのやむを得ない理由、脆弱な人への支援、子供の監護のための移動
(4)障害者及び付き添い人の移動
(5)司法あるいは行政手続上の召喚
(6)行政機関の要請による公益任務への参加
(7)長距離移動に伴う乗り継ぎのための移動
(8)ペットの散歩のための自宅から1kmを超えない範囲での短時間の移動