やっと、長い夏休みが終わりました。
(オーベルニュ地方の田舎道)
ようやく学校が始まり、ひとり時間ができました。
この一ヶ月、あっちこっちに行きお土産話がいっぱいです。
毎年夏は、日本で過ごしているのと、夫の夏のお休みが通常ですと、
3週間ほどなのですが、今年は、無職の夏だったので自由人。
という事で、色々思うことはありますが、思いっきり遊び回りました。
夫の実家がある、
オーヴェルニュ地方のアリエ県のVICHY(ヴィシー)を中心に、
今まで訪れたことがなかった街巡りをしたのですが、
インターネット環境がないところなどもあって、
普段の情報社会から離れてすごすこともできました。
まずは、ヴィシー紹介です。
ミネラル温泉が湧き出るフランス有数の温泉保養地で、
療養に来られているお年寄りも多いそうです。
主に飲む温泉で、露天風呂などはありません(泣)
ナポレオン3世の時代に都市再開発が行われ、
オペラハウス、東洋風設計の大浴場「セレスタンの源泉」などの
豪奢な建物が建設され、美しい街並みが今でも残されていて、
温泉成分を含むコスメティックブランド「VICHY」が有名です。
綺麗なアリエ川があるので水のアクティブが充実し、
キャンプ地も充実していて、親子連れがたくさんいました。
場所的には、フランスの中南部に広がる4つの県を総括した地方のことで、
アリエ県 ピュイドドーム県 カンタル県 オートロワール県 があり、
フランスの真ん中よりやや下に位置したところです。
オーヴェルニュには標高500mから2000mに及ぶなだらかな山々が200kmにわたり、
その多くは火山(休/死火山)であり、ヨーロッパ屈指の火山帯、
そこから湧き出る温泉の地でもあります。
日本でも、販売されているボルビックのお水もこの地方のものです。
自然豊かな広大な草原、山、湖でのナチュラルスポーツ、
また温泉や森林浴などのリラックスタイムを満喫するために
国内外ヨーロッパから観光客が集まる観光地なんですが、
フランス中央にありながらTGVがなく公共交通が不便で、華やかさはかけて、
フランスの穴と呼ばれていますが、簡単に言えば辺鄙な場所です。
大きな産業もあまりないようですが、
タイヤやガイドブックで有名な世界的なミシュラン社の本社が、
クレルモン・フェラン市にあります。
他に、
今季からフランスリーグ・トップ14のクレルモン・オーヴェルニュで
プレーする松島幸太朗さんがいるようです。
他にも色々あるとおもうのですが。
パリから車で400キロの旅です。(電車ですと約4時間かかります。)
私たちはいつものように車で、のんびり移動しました。
移動中の風景です。
(フォンテーヌブロー城前を通過)
いつもですと、観光バスや観光客で大にぎわいですが、
コロナ影響で人がほとんどいません。観光バスも見当たりません。
初めて通る知らない綺麗な街
オーヴェルニュ地方に入りました。(8月3日)
ヴィシー到着
オペラハウスで光の祭典中
LUMIERES SUR LE BONRBONNAIS
(MOULINS :CUSSET:MONTLUÇON:COMMENTRY:VICHY)
の5つの街で7月から10月までの毎日開催されています。
時間に縛られない夫のおかげで(不安は大きいですが、、、)、
まったり、自由気ままに夏を満喫しました。
この5つの光の祭典巡りもしてきたのでおいおい記録に残しておこうと思います。
オーヴェルニュ地方に興味がありましたら、詳しくこちらに書かれていました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。