シャルル・ド・ゴール記念館(Mémorial Charles de Gaulle)
フランス第五共和政初代大統領シャルルドゴールが、
晩年を過ごしたという小さな村
コロンベ・レ・ドゥ・ゼグリーズ(Colombey-les-deux-églises)にある、
シャルルドゴール記念館へ。
見渡す限りの畑です。
こんな辺鄙なところ車でしか、なかなか観光には来れない感じです。
パリから約200キロです。
遠くの小さな山の上にうっすら見えてきました。
ロレーヌ十字が見えてきました。
(シャルルドゴール下の自由フランス軍のシンボルとして使用されていました。)
シャルル・ド・ゴール記念館のある村に到着です。
79歳で亡くなったシャルルドゴールの葬儀はこの村で行われ墓地もあります。
駐車場(無料)から玄関まで山道を少し歩きました。
駐車場から下ると、シャルルドゴールが住んでいた家があります。
帰りに立ち寄るつもりでしたが、今回は寄りませんでした。
(疲れてしまい、子どもたちからもういいと(笑))
正面玄関前
正面玄関から入ったホール
(入場料は、大人2名(大人1人16,50€) と子どもたち18歳以下パックで40€)
シャルルドゴールの生い立ちや、軍歴、大統領時代、亡くなるまでが詳しく、
フランスにとって偉大な人物であったことを詳しく展示されています。
私は、フランスの歴史も学校で習った程度でよくわかりませんが、
こどもたちも興味を持って、展示パネルなどを見ておりました。
人が少ないので、静かでじっくり見えるのはいいのですが、
午前中訪れたナポレオン博物館の10倍も広い、
お腹いっぱい、頭の中いっぱい状態で疲れました。
私はただ観覧しただけで良く解らないので読む気なしすが、
綺麗で懐かしいような博物館でした
詳しく知りたい方は、こちらのリンクに詳しく書かれておりました。
http://www.mmm-ginza.org/museum/serialize/201910/montalembert.html
記念館の屋上にエレベーターであがり、
巨大なロレーヌ十字由フランス軍のシンボル
でかいです!!!
44mもの高さの十字は、鉄筋コンクリート製で垂直の断面はブロンズ、
全体がバラ色の花崗岩で覆われていました。
およそ35ヘクタールもの緑が広がるこの素晴らしい場所で、
シャルル ド・ゴール将軍の死後18ヵ月後の1972年に建てられたようです。
圧巻です。すごいな。
次は、今晩宿泊するナンシーへ移動します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
余分な話ですが、長くなるのでお時間ある方は続きをどうぞ。
この場所でこどもと思いで話をしたので記録します。
小学校最後の学年で5泊6日の研修旅行がありました。
娘の学校には、一学年に3クラスあります。
その時の2クラスの研修旅行のテーマが、
世界大戦の歴史を学ぶという内容でこちらを訪れたようです。
娘のクラスは、英語を学ぶがテーマということで、
ブルターニュ地方にある、英語圏だけのスタッフのホテル内で調理や演劇、
合唱、スポーツなどを通して英語と触れ合うという内容でした。
サンマロの街も英語ツアーで見学したようです。
(よくわからなかったそうです😂)
なぜ、同じ学校でなぜ違うのか?不思議ですよね。
娘の通った公立の小学校の活動は、
その時の担任の考えや、校長先生のパワーで、
1年の活動が決まってしまうようです。
(市からの補助金とかの関係もあるようです)
娘の場合、結構ラッキーでいろんな活動を体験しています。
1年生は、娘のクラスだけ、
1年を通して週2時間のインラインスケートの授業を受けました。
道具は各個人で準備しますが、販売店、メーカーなど全て先生指定です。
(インストラクターが来て指導します。)
※ちなみに他のクラスは、何もありませんでした。
2年生は3日間の乗馬体験。2クラスが体験しました。
3年生は、スケートリンクでインストラクターから
レッスンを2日間受けました。これは全クラスでした。
4年生は、テロのため校外禁止で何もありませんでした。
最終学年の5年生は、1年間・週2時間金曜日に、
川で水温が20℃以上の時にカヤック。
最後の授業では、遠くのカヤックレース会場に行ってレース体験もしました。
この時も娘のクラスだけです。
冬の水温が低い時は、カヤックのインストラクターが
フリスビーのチャンピョンだったようで(どの大会かは知りません)、
フリスビーをしていたようです。
と結構、
ラッキークラスとアンラッキークラスに分かれます。
こんな感じなので、
年度末には、熱心な父兄はお手紙を出していたようです。
誰々先生のクラスにしてください。
誰々と同じクラスにしてください。
誰とは、同じクラスにしないでください。
私は、5年間一度もお手紙を書いていませんが、
ありがたいことに担任に恵まれて、
むすめはいろんな体験をさせていただきました。
フランスの体育の授業は、専門のインストラクターから指導を受けます。
基本担任の体育授業はありませんでした。
前期後期と内容が違うのですが、
水泳は必須でどちらかの学期で受けます。
半期は、卓球、バスケット、フェンシング、体操などがありましたが、
何もない時もありました。
一緒に行った子どもは、違う県に住んでいるので、
また違った経験をしていました。
教育省指定のカリュキラムはありますが、同じ市の学校、
同じ学校のクラスでも受ける内容が違うのが面白いシステムです。
みんな平等じゃないのが不思議です。
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