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日々のブログ。

日本語を学ぶ 小学校の面接試験

昨日に続き、お散歩日和のお天気。
可愛い花びらに癒されます。

今日は、パリに住む姪親子(フランス人カップルと息子くん)の話です。


姪親子の学区の公立の小学校は、
いろんな人種が入り混じった地区で、
学校の環境があまり良くないらしいのです。


現在は、フランスの公立の幼稚園に通っているのですが、
担任がイタリア人で、フランス語が喋れないそうです。 
先生不足らしくて、、、半年前からイタリア人先生が担任になりました。


幼稚園児だけにさすがって思ったのですが、
簡単なイタリア語での会話は可能になっています。


ラッキー!!!イタリア語も喋れる!!!


なんて問題ではなく、
母国語であるフランス語を学ぶ初歩段階
こんなのでいいのかな?と疑問です。


幼稚園から、アルファベットを学び、数字の並びなどを学び、
小学校入学前のプレ学習の時期にイタリア語 ??? 大丈夫? フランス語?

先日、娘のお誕生日会をした時も、

ハッピバースデーソングは、イタリア語ヴァージョンでお祝いしてくれました(笑)


そんな姪親子の息子くんが9月から小学生。


いろいろ悩んでいるそうですが、
できれば公立でと考えているようです。
こちらでは、高校まで通学区は住所で振り分けられます。


そのため、よりいい環境の公立の学校に行かせたい場合、
デロガシオンと言う、「例外措置」を利用する人がいます。


通うべき公立学校の変更願いで、個人単位で役所と学校に直訴して申し込みます。


「隣の区の学校の方が環境もよいし近いから」
などいろいろ理由がありますが、最近は、難しくなってきています。


ですから、教育熱心な人は、
希望区域にアパートを借りたり、知人に住所だけ借りて、
望んだ学校に入学させるという方法で願いを叶える人もいるようです。


どうしてもその地区の公立に行かせたくない人は私立に進まれます。


が、姪の息子くんは公立希望なので、このデロガシオン「例外措置」を利用して、
違う学区内の小学校に通いたいそうです。


その希望の学校には、日本語授業があるらしく(週3時間)、
日本語を学びたいと言う理由で、
今日は小学校の校長先生と日本語教師と面接だったそうです。


知っている日本語はありますか? 


の問いに、


彼は、
こんにちは)(さようなら)
(おて!)(おかわり!)


って、答えたそうです。 4語だけ (//∇//) 
想像するだけで悶絶です。  
入学できるん?と、不安になるところですが、
当の親の姪は大爆笑  
ところで(おかわり!)どんな意味? 
って、終わってから聞くこと(笑)


本当にこの学校に入れたら、
私の娘より、日本語を学ぶ時間が長い!!!
しかも無料。


彼とダイレクトで日本語で話ができる日がくるといいな。
  
パリで見かけた草間彌生さん  今度は立ってます。 
こちらの記事は屋上にいます。


     パリの中には日本が溢れていて励みになります。


    今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。