大規模なストライキの影響を受けながら未来の大人へ
1月19日(木)、フランス全土にて
公共交通機関や教育機関等の大規模なストライキが施行されました。
今回のストライキは、
1月10日に、仏政府は定年引き上げを含む年金改革案を発表に伴い行われました。
テレビニュースの映像ですが、
マクロン大統領、年金改革が最大の課題。
年金受給開始年齢を現行の62歳から段階的に引き上げ、
今から7年後の2030年には64歳に定めるということのようです。
早ければ2023年の9月1日から始まり、一年毎に3か月、
2024年には62歳6か月、4年後の2027年には63歳3カ月と徐々に引き上げられ、
2030年には目標の64歳に到達する予定とのこと。
事前に、公共交通機関の運行に大規模な混乱が生じるので、
【パリ】では、● 地下鉄 ● バス ● トラムの運行状況のお知らせがありました。
我が家は、通勤、通学には、公共機関を使うことはないので影響はありません。
教育機関等の大規模なストライキは、子どもがまだ高校生なので影響大です。
ストライキは、先生各自の判断なので、
しない先生の授業はありますが、する先生の授業は当然お休みです。
今日は、本来なら8教科の授業がありました。
昨日までに、7教科の各先生からお知らせがあり休講が決定していましたが、
一限だけ先生からお知らせがありません。
1限だけそれも中途半端な時間に登校したくない子どもたち(笑)
誰か先生に連絡を取って、ストライキするように言って欲しいと、
メールが飛び交います。
誰も、そんなこと言いたくないので、なかなか代表が決まりません。
ストライキがいかに必要なことなのか、
自分たちもこれから働かなくてはいけないのだから、
ここはきっちり阻止してほしいとか、、、、
子どもたちがメールで真剣に議論したり、
おもしろおかしくやりとりしていましたが、
結局、誰かが言ったのかどうかわかりませんが、
今朝、休講のメールが無事届き、めでたく全教科休講に決定!
おかげさまで我が家の子どもも、1日ダラダラと過ごしていました。
こうやって、未来のフランスの大人達が育っていくんですね。
色々、子供達の意見を聞いていて、
この年代の頃の私と比べると、とても恥ずかしく思う1日でもありました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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