凱旋門がラッピングされてました。
パリで期間限定で披露されている、‘ラッピングされた凱旋門’を見て行きました。
(2021年9月18日~10月3日まで)
25.000 平方メートルの青みがかった銀色のリサイクル可能布(ポリプロピレン製)と、7.000mの赤いロープで梱包されたいました。
すごい人でした。
ラッピングされた凱旋門を近くで見るには、
衛生パスポートのチェックを受けなければ行けませんでした。
一人ずつ一人ずつ 確認ご苦労様です。
中では、
こんな方達が色々説明をしてくれます。 実際に使われている布をプレゼント
私たちも、記念に一ついただいてきました。
触れるアートなので、もちろんランピングにも触れてきました。
クリストさんは、35年前にパートナーの、ジャンヌ=クロードさんと、
パリのポン・ヌフを金色の布でラッピングしているそうです。
凱旋門のラッピングのプロジェクトは、
60年前から長い年月をかけて、
資金援助を一切受けず、自己資金で完成させたそうです。
今回のプロジェクトのための予備習作やデッサン、コラージュ、
他のテーマに作られた模型、1950-60年代の作品、
オリジナルのリトグラフを売却して、資金を捻出したそうです。
そんな長いプロジェクトの完成を見ることもなく、
2020年5月31日に、彼は逝去されました。
彼が存命中の2020年4月6日〜19日に行われる予定だったのが、
新型コロナウイルスのパンデミックによりその開催は延期となったそうです。
人が多いところを避けつつ遠巻きに。
こんな風に梱包するという、
自由な発想ができるってすごいな。枠を外した発想!!!
近くで見ると本当に圧巻です。
二度と見れないので、貴重な体験ができてよかったです。
帰り際に、
凱旋門の真下にある無名戦士の墓の献花式が始まりました。(毎日時18時から)
この無名戦士の墓は1920年、
4年間の第一次世界大戦中に倒れた身元不明の戦死者のひとりが、
150万人以上の戦死した兵士の代表として葬られました。
それ以後は、祖国フランスのために命を捧げた
すべての人々の共通の記念碑となったそうです。
胸にたくさんの勲章をつけた元兵士の老人を先頭に楽隊が行進してきました。
(楽隊がない日もあるようです。)
この献花式に参列するには申し込み制で、何年も先まで予約でうまっているそうです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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