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小さな幸せに感謝。普通の日が送れたことに感謝。日々のブログ。

フランスの最も美しい村 9−1 Baume-les-Messieurs (ボーム レ メシュー)


ジュラ地方にある、
     (ジュラ=名前の通りジュラ紀の古代の地層が地球の表層に現れている地方)



                    (大自然が造り出した珍しい地形)



     2億年以上昔の岩石が、時の流れとともに水の流れにより浸食されて、
         現在は断崖がすり鉢状の凹みを形成している地形


     
     圏谷(シルク cirque)もしくは袋谷(ルキュレ reculée)と呼ばれる所に、


      人が住み、村が作られていることに感動します。
       
      そんなフランスの最も美しい村 
   Baume-les-Messieurs  ボーム・レ・メシュー 
                                     ディジョンから 94km

   


村の入口から、5分くらい奥に進むと、
直角にそそり立つ屏風状の岩山に囲まれた、狭い道を進みます。



一番奥にある滝に到着 


フランスでこんな繊細な美しい滝を見れるなんて、
思ってもみなかったので驚きました。
眺めているだけで、心が洗われるような、神聖な気持ちになります。


ティーフの滝



水の湧き出す池




洞窟がある広場に到着。
お土産やカフェ、アイスなどが売っている建物とトイレがあります。
洞窟ツアーの申し込みをして参加(時間指定)。
    10H30 / 11H30 / 14H00 / 15H00 / 16H00 / 17H00     ( 所要時間は55分)


   1グループ50人ほどで、子どももたくさん参加していました。
         一人ガイドさんが付き入洞します。
     
   洞窟内で2グループとすれ違ったので、3グループが入洞している様です。 
  (参加料金 大人9€   ガイドさんは、若いイケメン男子でした。)


       建設現場の様な、洞窟の入り口への階段を登り、

    

    



地下120mの場所に2,500mに渡って洞窟が続いています。
見学できるのは600mまで。


内部は鍾乳石に飾られた巨大ないくつかの部屋に分かれていて、
一部の高さは80mくらいあるようです。



(Natura 2000 の保護地域なので、入洞できる期間は、
              4月1日から9月30日になっています。)

  
  他にも雨が多いと洞窟内が水に浸かるので閉洞すると話されていました。
 


  
     
     洞窟内はひんやりして(13℃)で、少し寒いくらいでした。
        

   


  


  説明を聞きながらどんどん奥へ。
  コウモリが飛んでくるのでワクワクします。


  55分の探検はあっという間に終わってしまいました。 

  

   洞窟のパンフレットを見ると、フランスには現在80の洞窟があるようです。


  この洞窟は、1600年〜1700年の間に見つけられた洞窟だそうですが、
   1960年代になってから、人が中に入りました。
   その当時には、植物など一切なかったそうですが、
   現在、照明の周りに苔が生え、シダが育っていました。


     人の手によって、自然が変わっていくのは、
       なんだか、残念の様な気がしますが、
       とても美しい洞窟で感動しました。


   とてつもない時間の流れを体験できて本当ここに来れてよかったです。



   次は、Baume-les-Messieurs ボーム・レ・メシュー の村の中へ。


   今日も、訪問していただて、最後まで読んでいただきありがとうございました。